任天堂の新しいカードゲーム

今月20日にいよいよ発売される「高速カードバトル カードヒーロー」、その体験版がWiiの「みんなのニンテンドーチャンネル」にて配信されていたので早速遊んでみました。
内容はSpdルールが学べるチュートリアル程度。ストーリーは要点だけかいつまんで説明されていました。おそらく、今作でも説明書いらずでルールがわかるようになっているのだと思います。
グラフィックこそ変化しているものの、戦闘中などにたまに入る会話はGB版そのもの。特にヒロインであるハルカの言動はまさにクミちゃん。なんだかホッとしました。
さまざまな憶測を呼んだSpdルールも意外と奥が深い。簡単にまとめると、

  • カードが置けるのはそれぞれ前衛と後衛の2カ所のみ
  • 最初にカードを置いて、先攻後攻同時にオープン
  • モンスターは必ず配置しなければならない。ストーンは不要
  • 配置したモンスターはすぐにオープンされる
  • きあいだめはなし
  • ストーンは最初から1つずつ持っていて、モンスターが倒されるごとにひとつ追加される
  • 規定数ストーンが貯まったら負け
  • ストーンを使用すると灰色になり使用出来なくなるが、次のターンですべて復活する

こんな感じ。個人的にはストーンの扱い方が面白いと思いました。モンスターが倒されていなくてもレベルアップ出来るように初めからストーンがひとつあったり、不利な立場にあってもストーンによって逆転のチャンスがあったり。「シンプルだけど奥が深い」を体現出来ていて素晴らしい。
あのカードヒーローがリメイクされるというのにはかなり不安があったのですが、この体験版でそんなものはすべて吹っ飛びました。絶対に買います。クリスマスとかも自宅でカードヒーロー漬けを覚悟しています。だけど、この「任天堂の新しいカードゲーム」というコピーは泣きたくなってくるので止めてほしい。気持ちはわかるけどさ!
…あと、ニンテンドーチャンネルとTouch-DS.jpで観られる坂本賀勇さんが直毛になっていて驚きました。この調子で「カエルの為に鐘は鳴る」もリメイクしてくれないかな。